【緊急】10日(木)は東京23区でも大雪のおそれ
こんにちは!レスキューナウ ブログ担当です。
先週末の5日(土)から6日(日)にかけて日本海側を中心に大雪となりました。
さらに、今週10日(木)は、東京でも大雪となるおそれがあるため、引き続き警戒が必要です。
従業員の通勤に影響が及ぶ可能性もあるため、安否確認システムなどを利用し、
早めに無理な出社を控えるよう指示を出すこともオススメです!
※本記事は、2022年2月11日10:00時点の情報を基に作成しております。
この記事の目次[非表示]
- 1.10日(木)は東京でも大雪となる可能性
- 2.首都圏の交通機関の状況まとめ
- 3.気象警報や注意報に加えて「気象情報」を活用
- 3.1.気象情報(全般・地方・府県気象情報)の役割
- 3.2.対象地域による種類
- 3.3.対象となる現象による種類
- 4.最後に
- 5.大雪に関するお役立ち資料
10日(木)は東京でも大雪となる可能性
2/8 11:30 大雪に関する東京都気象情報 第1号
具体的な降雪量までは発表されていませんが、警報級の大雪となる可能性が指摘されています。
東京地方では、10日から11日にかけて東京23区を含めて大雪となる所がある見込みです。
予想より気温が低くなった場合には、東京23区でも警報級の大雪となる可能性があります。
(出典:気象庁ホームページ「気象情報」)
2/9 05:43 大雪に関する東京都気象情報 第2号
10日から11日にかけて予想される降雪量が数値で発表されました。
10日6時から11日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
東京23区 5から10センチ
多摩地方 10から20センチ
の見込みです。
(出典:気象庁ホームページ「気象情報」)
首都圏の鉄道ダイヤは、積雪5cmで乱れると言われています。
10日から11日にかけて交通機関が麻痺する可能性があるため、10日は無理な出社を控え、
社外とのアポイントメント等は日程を調整する必要があるかもしれません。
2/9 16:41 大雪と雷及び突風に関する東京都気象情報 第3号
大雪だけでなく、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、降ひょうも注意喚起がされました。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動して安全を確保してください。
9日18時から10日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
東京23区 5センチ
多摩北部、南部 8センチ
多摩西部 15センチ
その後、10日18時から11日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
東京23区 1から5センチ
多摩北部、南部 1から5センチ
多摩西部 5から10センチ
の見込みです。
(出典:気象庁ホームページ「気象情報」)
2/10 06:00 大雪と雷及び突風に関する東京都気象情報 第4号
東京23区の日中最高気温が4℃のため、昼間は雨またはみぞれとなる可能性もありますが、
帰宅時間帯は雪となる可能性が高いです。帰宅時は十分にお気を付けください。
10日6時から11日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
東京23区 5センチ
多摩北部、南部 8センチ
多摩西部 15センチ
の見込みです。
(出典:気象庁ホームページ「気象情報」)
2/10 17:01 大雪と雷及び突風に関する東京都気象情報 第5号
11日未明にかけて大雪が続く見込みと発表されました。
また、交通障害以外に、電線や樹木への着雪、ビニールハウスの倒壊まで注意喚起がされました。
東京地方では、雪や雨が降り、積雪となっている所があります。10日16時現在の積雪の深さは、
多摩西部の多い所 約10センチ
となっています。
10日18時から11日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
東京23区 5センチ
多摩北部 8センチ
多摩南部 8センチ
多摩西部 15センチ
の見込みです。
(出典:気象庁ホームページ「気象情報」)
2/10 22:39 大雪に関する東京都気象情報 第6号
雪の実況において積雪深の情報が発表されました。
10日22時現在の積雪の深さは、
多摩西部の多い所 約15センチ
千代田区北の丸公園 2センチ(アメダスによる速報値)
となっています。
11日0時から12日0時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
東京23区 2センチ
多摩北部 2センチ
多摩南部 2センチ
多摩西部 3センチ
の見込みです。
(出典:気象庁ホームページ「気象情報」)
2/11 02:55 大雪に関する東京都気象情報 第7号
東京地方では、雪のピークを越えたため、第7号で終了となりました。
多摩西部など大雪となったところもありましたが、23区は6日ほどの積雪とはなりませんでした。
※1月6日の大雪では、23区でも10cmの積雪が観測されました。
11日2時現在の積雪の深さ
多摩西部の多い所 約15センチ
千代田区北の丸公園 2センチ(アメダスによる速報値)
となっています。
(出典:気象庁ホームページ「気象情報」)
首都圏の交通機関の状況まとめ
道路
首都高速道路は、「10日以降、予防的な通行止めなどを行う可能性がある」と発表しました。
先日6日の大雪では、雪が降り始めてから徐々に通行止めとしましたが、長時間立ち往生する車も発生したため、今回は計画的・予防的な通行止めを計画している模様です。
ネクスコ東日本やネクスコ中日本でも通行止めを行う可能性があるため、全国的に物流の遅れなどが予想されます。
2/10 09:00 時点
05:55頃から首都高速道路で雪による通行止めが発生しています。
高速神奈川7号横浜北線、高速神奈川7号横浜北西線、中央環状線、高速埼玉新都心線など
また、大雪により閉鎖している入口が複数あります。
1号羽田線、3号渋谷線、4号新宿線、5号池袋線など
2/10 18:00 時点
18時以降で通行止めの可能性が高いのは、以下の通りです。
外環道、東関東道、新空港道、館山道、圏央道、東京湾アクアライン連絡道、第三京浜道路、
横浜新道、横浜横須賀道路京葉道路、富津館山道路の一部区間
2/11 10:00 時点
中央環状線など2路線の一部区間で引き続き通行止めとなっています。
予防的な通行止めの実施と積雪の少なさもあり、大規模な立ち往生の報告はありませんでした。
ただ、雪による事故は翌日以降に発生することが多いため、11日も安全運転を心がけてください。
鉄道
10日の帰宅ラッシュの時間帯には、首都圏の鉄道で大きな影響はありませんでした。
ただ、千葉県市原市の小湊鉄道・上総牛久駅において回送列車が脱線した事故が発生しました。
気象警報や注意報に加えて「気象情報」を活用
気象警報・注意報は、事象発生の数時間前に発表されます。
数時間では、被害を回避・軽減するための対応が間に合わない可能性もあります。
そのため、気象警報・注意報に先立って発表される情報を活用することも重要です!
気象情報(全般・地方・府県気象情報)の役割
・気象警報・注意報に先立つ注意喚起
・現象の経過、予想、防災上の留意点等の解説
・顕著な大雨や記録的な短時間の大雨を観測したときの、より一層の警戒呼びかけ
・社会的に影響の大きな天候についての解説など
対象地域による種類
対象地域の細かさ(全国、11にわけた地方ごと、都道府県)により3種類の気象情報があります。
気象情報 |
対象地域 |
全般気象情報 |
全国 |
地方気象情報(〇〇地方気象情報) |
全国を11にわけた地方ごと |
府県気象情報(○○県気象情報) |
都道府県毎 |
対象となる現象による種類
大雨、大雪、暴風、暴風雪、高波、低気圧、雷、降ひょう、少雨、長雨、潮位、強い冬型の気圧配置、黄砂など。
※「大雨と暴風」や「雷と降ひょう」のように組み合わせて発表されることもあります。
最後に
大雪の場合、交通機関やライフラインなど様々な機関に影響が及びます。
そのため、幾つものウェブサイトを回り、状況を把握する必要があります。
①雪に関する情報→気象庁のウェブサイト
②鉄道の運行情報→鉄道各社のウェブサイトもしくは乗り換え検索アプリ
③高速道路の通行止め情報→日本道路交通情報センター(JARTIC)のウェブサイト
④停電の情報→電力会社のウェブサイト
⑤断水の情報→水道局のウェブサイト etc...
そこでレスキューナウは、これらの情報を一元的にお届けするサービスを提供しています。
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