クライシスカレンダー12月
【12月のクライシスカレンダーから】
レスキューナウのストックコンテンツ、クライシスカレンダーから一部を抜粋します。
【12月22日】糸魚川市で大規模火災
2016年12月22日10:30頃発生 負傷者約10人 家屋焼損約150軒
JR糸魚川駅近くの飲食店から出火、強い南風にあおられて市街地の複数の住宅に飛び火し市街地の広範囲が焼失。平成に入ってからは最悪の火災被害となった。
【12月22日】新潟県で大規模停電
2005年12月22日08:10頃発生 停電最大65万軒
強い冬型の気圧配置の下、暴風雪による送電線の異常振動や海からの塩分を含んだ雪の送電線への付着等を原因として送電設備が相次いで故障、新潟市を中心とした新潟県下越地方で大規模な停電発生。全面復旧までに約30時間を要した。
【12月25日】羽越本線特急列車脱線転覆事故
2005年12月25日19:14頃発生 死者5人 負傷者33人
山形県の羽越本線・北余目~砂越駅間で、最上川橋梁を渡り盛土区間を走行中の秋田発新潟行の特急いなほ14号が突風にあおられ6両全てが脱線、うち前寄り3両が転覆。強風警報システムの導入や風速計増設、気象庁観測情報の運転規制への援用などの強風対策が強化された。
【12月28日】余部鉄橋列車転落事故
1986年12月28日13:24頃発生 死者6人 負傷者6人
兵庫県の山陰本線・鎧~餘部駅間の余部鉄橋上で、回送列車が横風にあおられ脱線、40m下の地上に転落。鉄橋直下にあったカニ缶詰加工工場を直撃し、従業員も巻き添えに。事故を機に風速規制値の見直しが実施されるとともに、老朽化した鉄橋は2010年に防風壁付のコンクリート製の新橋へ架け替えられた。