レスキューナウの仕事とは?
■この記事の情報は、2019年2月1日現在の情報です。
こんにちは。 レスキューナウ ブログ担当です。
レスキューナウが行っている仕事の一例をご紹介します。
今回取り上げるのは、昨年12月に札幌で起きた爆発事故の話です。 2018年12月16日の夜に発生した、札幌市豊平区の爆発火災を覚えている方も多いと思います。 幸いにも死者は出ませんでしたが、52人が負傷、火元の建物は全焼し、周囲の家屋41棟が損壊となる、稀に見る事故となりました。
24時間365日オペレーターが災害を監視するレスキューナウ危機管理情報センター(RIC)は、その時どのように動いたのでしょうか。以下、時系列で見ていきます。
20:29:消防に最初の通報あり
20:52:RICが爆発の発生を確認、この時点で発生時刻と場所を把握済み
20:54:RICとしての第一報となる火災情報を配信
20:55:レスキューWeb上にNHKニュース初報を掲載、並行して各種報道から最新の状況を伝える緊急情報の配信を検討
21:14:緊急情報配信を決定
21:29:爆発から1時間後、緊急情報配信を実施
以後もRIC24は監視を継続し、翌17日までに緊急情報4本、ライフライン情報(停電)2件を配信、レスキューWeb上のNHKニュース30件を掲載し、発生から鎮火後の被害状況把握まで一貫して情報をお届けしました。
このようにレスキューナウ危機管理センター(RIC)は、常に変化する災害に対し、多岐にわたる情報を収集・配信しています。