
津波警報と大津波警報の違いとは?津波注意報や警報への対策を解説
こんにちは。レスキューナウです。
地震が発生したときに真っ先に気にするのが「津波の有無」。
その危険度によって津波注意報や津波警報、大津波警報が発令されます。今回はそれらの違いやとり得る対策について解説です。
この記事の目次[非表示]
- 1.気象庁による津波警報と大津波警報の特徴と違い
- 1.1.津波注意報とは?
- 1.2.津波警報とは?
- 1.3.大津波警報とは?
- 1.4.津波警報と大津波警報の違い
- 2.津波警報や大津波警報発表時の適切な対処法
- 2.1.発表された時の即時行動
- 2.2.避難後の注意事項
- 3.津波警報や大津波警報への対策と注意点
- 4.まとめ:津波警報と大津波警報への備えを徹底しよう
気象庁による津波警報と大津波警報の特徴と違い
地震発生時、津波の影響を予測し対策を講じるには、気象庁から発表される津波警報を理解する必要があります。
津波警報と一言で言いますが、実際には「津波注意報」「津波警報」「大津波警報」の三つのカテゴリーがあります。これらの警報はそれぞれ発表基準と行動指針が異なり、それらを正確に理解することが自身や周りの命、会社を守るための大切なステップとなります。
種類 |
発表基準 |
発表される津波の高さ |
想定される被害と |
|
数値での発表 |
巨大地震の場合の発表 |
|||
大津波警報 |
予想される津波の最大波の高さが高いところで3mを超える場合。 |
10m超 |
巨大 |
巨大な津波が襲い、木造家屋が全壊・流失し、人は津波による流れに巻き込まれます。 |
---|---|---|---|---|
10m | ||||
5m | ||||
津波警報 |
予想される津波の最大波の高さが高いところで1mを超え、3m以下の場合。 |
3m |
高い |
標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生します。人は津波による流れに巻き込まれます。 |
津波注意報 |
予想される津波の最大波の高さが高いところで0.2m以上、1m以下の場合であって、津波による災害のおそれがある場合。 |
1m |
(表記しない) |
海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し小型船舶が転覆します。 |
出典:気象庁「津波警報・注意報、津波情報、津波予報について」
津波注意報とは?
津波注意報は、0.5m程度の津波が予想されるときに発令されます。
注意報が発令されるということは、まだ津波が発生していない、あるいは既に発生している津波の被害が限定的な範囲になると予想される時です。
しかし、これはあくまで予想であり、津波の発生や規模の予測には不確定要素が多いです。ですので、注意報が発令されているときは、高い警戒を保ち行動しましょう。
津波警報とは?
津波警報は1~2m程度の津波発生が予想されるときに発表されます。
津波警報が発令されたら、すぐに海岸から避難するよう呼び掛けます。
また、津波警報が解除されるまでの間、海岸に近寄らないように注意が求められます。
さらに、津波警報より深刻な被害が予想されるときは、大津波警報が発令されます。
津波警報や大津波警報への適切な対処法や備えについては、防災訓練を行ったり、防災用品を準備したりするなど、日頃から意識することが望まれます。また、周囲の人々にも情報を共有し、多くの人々の命を守るために努力しましょう。
防災訓練について詳しくはこちら▼
大津波警報とは?
大津波警報は3m程度以上の津波が予想されるときに発令されます。
大津波警報が発令されると、危険が迫っていることを示しています。その際、地域の住民はただちに安全な場所、例えば高台などに避難する必要があります。逃げ遅れると命の危険が伴いますので、早急に行動することが求められます。
大津波警報が発令された地域では、二次災害が起こる可能性が増します。そのため、安全が確認されるまで海岸部へ戻ることは避けるべきです。安全確認は自治体などの公的機関の指示に従い行いますので、迅速に情報を確認してください。
津波警報と大津波警報の違い
津波警報と大津波警報の主な違いは、津波の規模と予想される被害範囲です。
津波警報は、比較的小規模な津波と一部地域の被害を予測する警告です。
一方、大津波警報は津波の規模が大きく、広範囲の深刻な被害を予測する警告で、発表されるときはいますぐ適切に対応する必要があります。
特に海岸近くや沿岸部に住んでいる人は、これらの警報の違いを理解し、適切な対応を求められます。
大津波警報が発表された場合、ただちに安全な場所へ避難することが求められます。時間が命を救う重要な要素であるため、避難ルートや避難所の確認は日頃から行っておくことを強く推奨します。それにより、津波警報と大津波警報が発表されたときに確実に対応できる体制を整えられます。
津波警報や大津波警報発表時の適切な対処法
津波警報と大津波警報が発令された際、パニックにならず、その特性を理解し、適切な対処法を知っておくことが重要です。これら警報が発表された時の行動と、避難後の注意事項について詳しく説明し、皆様の津波からの避難計画を支援します。
企業における津波リスクと対策についてはこちらもご参照ください▼
発表された時の即時行動
津波警報や大津波警報が発表されたときの行動は、命を守る重要な手段です。最初にするべきは、すばやく家族や近所、会社のメンバーと情報を共有することです。それに加えて、以下のような安全対策を行うことが推奨されます。
- 最初のステップは自分の位置に関係なく、すぐにその場を離れることです。目指すべきは、高台や内陸の公的な避難所です。
- 避難方法は徒歩が車よりも適しています。なぜなら、車での避難は交通渋滞や故障のリスクが高いからです。
- エレベーターの利用はリスクが大きいため、避けてください。自分の足で、特に階段を使って移動することが求められます。
- 海岸線、川辺、低地といった危険な場所は避けるべきです。
- さらに、事前に避難路を調べておくことも必須です。落ち着いて素早く行動できるように、地元の避難マップを取得し、適切な避難ルートを確認しておくことが強く推奨されます。
避難後の注意事項
津波警報や大津波警報が発令され、安全な場所に適切に避難した後でも、リスクは完全には去らないです。ここでは、避難後の行動とその注意事項について詳しく説明します。
- 津波の二次被害や余震への警戒です。津波警報や大津波警報が発令された後でも、余震による建物の倒壊やさらなる津波発生の可能性があります。そのため、絶えず状況を見つつ、安全確保を心掛けてください。
- 避難所での行動規範の遵守です。他の避難者と協力し、ルールを守ることで混乱を防ぎ、助け合うことが可能になります。
- 無理に自宅に戻らないことです。公的な指示が出るまでは、避難先に滞在することで安全に過ごすことができます。
- 適切な情報源から最新の情報を得ることです。それにより誤情報に惑わされず、適切な対応が可能になります。
以上が、津波警報や大津波警報発令時の適切な対処法になります。これらの行動を理解し、日頃から警戒することで災害時のパニックを防ぎ、冷静に対応するための手段となります。津波警報や大津波警報が発令された際の行動を理解し、常に備えておくことを強く推奨します。
津波警報や大津波警報への対策と注意点
津波警報や大津波警報が発表されたときの対策や注意すべきことを解説します。
津波警報や大津波警報が出された場合の可能性と対策
警報が発令された場合の最優先事項は、安全な高台への迅速な避難です。遅滞なく避難ルートに向かい、必要な生存策を取ることが重要です。
これらの状況に備えるためには、普段から地元の避難経路の確認と避難訓練を行うことが大切です。津波警報や大津波警報が発令された際の適切な行動を理解し、準備を整えることで、自分自身と大切な人々の命を守ることができます。
家族や職場で共有すべき安全対策
津波対策について、家族や職場で共有すべき行動計画は、混乱や事故を避け、命を救うために極めて重要です。基本となるのは、速やかに安全な場所へ避難することです。避難場所と経路を具体的に設定し、頭に叩き込んでおきましょう。
また、役割分担を明確にすることも大切です。例えば、誰がメンバーを避難場所に誘導するか、誰が防災備蓄品を用意するかなど、事前に決めておきましょう。
防災備蓄品は飲み水や保存食、懐中電灯、ラジオ、防寒具などを用意し、その場所を全員で確認しておくことが必要です。そして、これらのグッズは定期的に点検・更新することも忘れないでください。
予想外の状況でも冷静に迅速に行動するためには、上記のような準備と情報の共有が重要です。自身の行動が家族や職場の仲間の命を守ることにつながります。それでは、防災対策を見直してみましょう。
まとめ:津波警報と大津波警報への備えを徹底しよう
津波や大津波は、地震や火山崩壊により引き起こされ、浸水や物理的な損傷を生活環境に与える可能性があります。その危険を事前に知らせるためのものとして津波警報や大津波警報が存在します。
これらを理解し、適切に行動することで、自分自身や家族、会社を守るための助けになるはずです。
具体的な知識をつけ、対策・備えを行いましょう。
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